極めるということ
極めるという世界が私は好きです。
これは食の世界になるのだけど、数年前に、子供の頃からその道を愛して、一筋で生きてきた知人が作ったパンを頂いた時がありました。
口に入れた瞬間、その方の幸せそうなお顔やその道への愛情が広がり、ものすごく感動しました。
暖かな気持ちに包まれて、この道を本当に愛しているのだなぁと、涙腺が緩んだ。
どの業種であっても、人が愛情を込めて作り出すものには、不思議な力があると思う。
試行錯誤、苦労を重ねながらも、その道への純粋な極めたいという美しい気持ち。
その人にしか通ることのできない、一つだけの道というものを、懸命に生きていく大切さ。
私は前進、向上するのが好きです。自分に与えられた才能を最大限にまで引き上げていく、高みへと自身を進ませていく生き方で生きる喜び。
生きているなぁ、と思う。
たとえ誤解されようとも、真実が変わることは決してない。だから胸を張って生きていく。
懸命に自分の道だけを見つめて進んでいくことが、私は好きです。