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 作品制作を繰り返し、試行錯誤する日々であるけれど、気づいたことを書いていきたいと思います。精神論の世界になるかな。

 私は、個性を尊重する世界が好きです。その点、アートは個性を重視する世界だから息がしやすい。

 自分はこういう考えがあるけれど、そういう考えもあるよね、という。

 アートに正解がないのは、美術の歴史を勉強すれば一目瞭然。写実画が時代の流行になれば、今度は抽象画が主流になる。その逆も然り。

 違う特色を持った人が存在するからこそ、世界は飽きない。

 特にアートは自己表現の世界であり、制限がない領域だと思う。

 アートについて考え方は十人十色。100人いれば、100通りの作品が存在すると思う。同じ概念を目指す画家であっても、生き方も魂も身体も違うから全く同じ作品はできない。

 そっくりそのままの作品を描いてしまったら、自分のものだとは言えない。

 同じモチーフを選んでも、感じ取る部分は違う。

 例えば、林檎をモチーフにしても、赤い色を美しく再現したい人もいれば、丸いフォルムの表現に力を入れる人もいる。これが人間一人一人が持つ個性だと思う。

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